いつのころからか空は私の一番の理解者だった。
どんなときも見上げると必ずそこにある空は、どんな私もそのまんま受け入れてくれる、そんな寛大な存在で。
いつだって空は私と一番の仲良しだった。
嬉しいときは歓びの色で共感してくれ、楽しいときはコミカルな雲を共有してくれ、悲しいときは励ましのエールを、太陽さんにお願いして光とあたたかさで届けてくれる。
でも空は空だ。
そんなあたりまえの空、いろんな表情をもった空に、私はなにを見ているか。二度と出逢うことのない空を切り取り、思いを綴るという記録です。