見上げた目線の先には 母を見つめる赤児と赤児を愛でる母
なにかに守られている そんな場所がある なんとも言えない色と光と艶が その神々しさを演出する この門番の向こうに そんな守られた場所があったんだ 目の奥に焼き付けたそんな秘密の場所
冬が和らぐとスコーンと陽が刺さる! あぁ春よ早くこい
全ての命に分け隔てなく どこから見ても どこに向かっても 平等に分け隔てない それが太陽のすごいところ
突如として 悠々と ただ前を見据えて 悠々と 渡る 空の 主
いつも そこに あるという存在 歴史がどれだけ動こうと
飛ばす時空を超えて 侵食という途方もない時間に どれだけのいのちどれだけの いにしえに 飛ばす 想いを 想像を
網膜に写される 静かなるお告げ 脳裏に届き 色付けが 始まる
角を曲がったら スッと太陽さんが エールをくれた
綿毛で守る 冷たい北風からミゾレ混じる雨から まだ飛ばないで バラバラにならないでみんなでまとまって 春まだ遠いもう少しそこにくるまで 綿毛で守る綿毛で守る 命芽吹くそのときの始まりまで